前回までのリンク。
①, ②, ③, ④, ⑤, ⑥, ⑦, ⑧, ⑨, ⑩, ⑪, ⑫, ⑬
カイ2乗分布の性質
母標準偏差の推定に用いられ、自由度によって分布の形が変わります。
標準正規分布をもとに作られる分布。
標本分散はカイ2乗分布をする。
統計量と計算式
母標準偏差の推定
実際にどのように推定を行うかみていきましょう。
やることはあまり難しくありません。
16~20歳の女性の身長の母標準偏差がわからないので推定したい。
大きさ10の標本を抽出して、標本標準偏差sを測ったところ8cmであった。
95%信頼区間のものとで母標準偏差を推定せよ。
問題文から整理すると
n=10
s=8
m=10-1=9
分布表から値を読み取ると、
自由度9で確率が0.975だとすると2.70
自由度9で確率が0.025だとすると19.0
あとは計算式に当てはめる
上方信頼限界=√(10-1) * 64 / 2.70 = 14.61
下方信頼限界=√(10-1) * 64 / 19.0 = 5.51
となる。
コメント
コメントを投稿