【統計学再入門⑦】代表的な離散的確率分布「二項分布」

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今回から代表的な確率分布についてみていきます。


今回の内容は以下の通り。

  • 二項分布とは何か
  • 二項分布でわかること
  • 二項分布の平均、分散

二項分布とは

2つの結果のみがある事象の確率分布を指します。

一回の試みで一つの結果が出る確率がわかっているもので、これをある数試してその中の何回が起きる確率は二項分布となる。(コインの裏表など)

ある二つの結果とその確率がわかればある数試行してどちらかの結果が何回出る確率がわかる。



確率関数





ChatGPTに聞いてみました。



これだけだとわかりづらいので実際の問題で計算してみましょう。

例題

40,000km走る前にパンクする確率=8%のタイヤがある時、40,000km走る前に2つのタイヤがパンクする確率は?

n :4つのタイヤ=4
k:2つパンク=2
p:8%=0.08
1-p:(1-0.08)=0.92
nCk:4! ÷ (4-2)! × 2!=6

6 × 0.08 × 0.08 × 0.92 × 0.92 = 0.03250176 

約3%

続きは次回!

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