前回まで。
前回からの続き。
逆七面鳥問題
- ないことの証拠と証拠がないことは違う
- 反脆い状況では良いニュースが過去のデータにあまりない
- 脆い状況では悪いニュースが過去のデータにはあまりない
- 負の非対称性(七面鳥問題)が潜んでいる脆いシステムでは、長期的な平均が過大評価される傾向がある
- 大きなマイナスはめったに表れないから
ここまでで浮かびあ上がる鉄則
- ①オプション性を探し。オプション性にしたがって物事をランクづける
- ②ペイオフに上限がないものを探す
- ③ビジネス・プランではなく人に投資する
- 人に投資したほうがプランのような後付けに騙されないし、単純に頑健
- ④バーベル戦略をとる
生きた世界とお遊びの世界
- ゲームのようにルールが決まっている世界とルールが曖昧な現実の世界
- 教室で学んだような知識は教室でしか生きない
- 我々は人生のためではなく、学校のために学んでいる
- Byセネカ
自由なのは独学者だけだ。それは学問に関わることだけではない。人生を脱コモディティ化し、脱観光客化しようとする人たちは皆自由なのだ。
理解できないもの=不合理なものではない
- 全てを言葉で定義することはできない
- 厳密に定義できないからといって、理解できない不合理なものというわけではない
論理というものは、その定義によりニュアンスを排除する。ところが、真実はニュアンスの中にこそある。
次回は非線形について。
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