前回まで。
時間の整理についての続き。
タスクをうまく進めるためには小さく分解する
- 以下のように分ける
- 「意味のある」タスクに分ける
- 「実行可能な」ステップにする
- 「達成しやすい」単位にする
- 時間管理がしやすくなるだけでなく、各ステージを達成するごとに脳が満足感を得る(ドーパミンが分泌される)
- 細かいタスクに分けることで
- 心理的不安が減る
- 達成感をこまめに味わえる
- 管理が楽になる
睡眠時間
- 睡眠中に脳は情報の整理を行う
- 単に記憶を促すだけではなく、経験から特徴や意味を抽出しようとする
- より経験を一般化するなどして学びを深める
- この働きは睡眠中に起きる
- このプロセスは一晩では終わらず、数日かけて完了することもある
- なので経験した後に睡眠に問題があると、数日であっても学びには影響があるかも
- 睡眠中に行われるプロセス
- 単位化:一つ一つのようをを統合し概念化
- 同化:すでに持っている知識ネットワークへの組み込み
- 抽象化:隠れたルールをパターンから導き出す
- 一晩の睡眠をとることで、ひらめきを要する問題を解決できる確率は2倍以上に高まる
学習するということ
- ただ漫然と聞いているだけでは、いくらしっかり睡眠をとっていても無駄
- しっかり集中したり思考したりしたことが睡眠中にちゃんと処理される
- 一目見ただけではなく、解決しようと積極的に取り組み、注意を集中させ、それから一晩眠れ
- 記憶に関する最も重要な原則は、「私たちは最も関心を持ったものを最もよく覚える」ということ
- REM睡眠は、脳が出来事を最も深く処理する段階であると考えられている
- 前述の単位化、同化、抽象化のプロセスが行われる
- アルコールは睡眠を乱すので学習のプロセスが滞る
先延ばしについて
- 独身の人の方がちょっとだけ先延ばししやすい
- 女性の方が先延ばししにくい
- 自然に触れると先延ばししにくくなる
- 先延ばしの2タイプ
- 休息を求める活動(ベッドで過ごす、テレビを見るなど)のために先延ばしにする
- 基本的に全く努力しない
- 嫌な作業ではなく楽しい作業を優先することで先延ばしにする
- 嫌なことをやることができない
- 報酬遅延耐性
- 完了までの時間が長く、報酬を得るまでに時間がかかる活動は、後回しにされやすく、逆にすぐに報酬が得られる活動は先延ばしにされにくい
先延ばしの主な要因
- 人間はフラストレーションに対する耐性が低い
- 最も価値のある行動ではなく、簡単な行動を選びやすい
- 自分への価値を成果で判断する傾向がある
- 成功する自信がない場合に先延ばしにする
- 先延ばしにすることで結果を後回しにする
- そうするとまだやってないだけで失敗してないと自分を守る
- 自我防衛的操作と呼ばれる
- 人間の誤った信念
- 人生は簡単である
- 自分の価値は成功に依存する
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