前回まで。
人の脳と情報処理についてみていきましょう!
人間の情報処理の限界
- 人間の注意を払える情報の量には限界がある
- 意識の処理能力は毎秒120ビットと見積もられている
- 狩猟採取民の時に一生の中で出会う人数は千人に満たない
- 都会を歩けば一瞬ですれ違える人数
- 人間には無意識のフィルターがありこれが、意識に登らせるか否かを判断する
- 社会的に成功している人たちは、日常で迷うことが圧倒的に少ない
- 何をするか、誰と会うか、話すかなど
- マネージャーのような人が肩代わりしていたりする
何をするか迷うということが脳のリソースを使う(めっちゃわかる)。
決断をいかに減らすか、日々の決断の記録をとってみてもおもろいかもなと思いました。
人間の注意フィルター
- 脳は変化検出器である
- 変化と重要性を特に検知する
- 周りの異常性を検知する
- 個人的に重要なもの
- 自分に関連する情報は注意に登ってくる
情報過多の今と昔
- 注意はドーパミンによって動くネットワークによって作られる
- ドーパミンを放出する2つのトリガー
- 生存に必要な情報を検知した時
- 敵を示すシグナルとか
- 意図的なフィルタリング
- 迷子になった子供を探すときなど、意図的に重要な情報をフィルターする
- 意図的にフィルターができるなら情報過多は問題にならないのでは?
- これまでにないほど私たちはやることが多い
- 情報を少なくするのではなく整理する方法が必要である
- 人間はバイアスまみれであり、統計的なデータを蔑ろにしがちである
- データよりも直感、感情を優先する
多量の情報を制限するよりも人間の脳に負担のない方法で整理してやるのがいいのだと。
メンタルカテゴリゼーション
- 分類するという行為は、何に注意を払うか、記憶するかにとって重要
- 人間は新しいことを学んだとき、体系化できた時にドーパミンを放出する
- 人は生まれつき学ぶことを好むようにできている
- これは成功にも失敗にもつながる本能
- 成功する人々は、有益な知識と無駄な知識を見極める達人である
- 基本原則は整理の負担を脳から外部の世界へ移すこと
- 情報を物理的に配置することで負担が減る
- これは単に脳の容量が限られているからではなく、記憶の保存と想起の仕組みに起因する
情報に圧倒されてるなと思ったら、どうやったら外部に保存できるかを考えると良い。
参考:
コメント
コメントを投稿