前回まで。
今回は社会的な関係の整理から脳の働きまで。
かつてないほどの繋がりを持てるようになった現代
- 弁護士ロバート・シャピロのテクニック
- 新しい人と出会ったとき、その人とどこで、どのように出会ったか、専門分野は何か、そして紹介者がいる場合は誰が紹介したのかを、名刺やメモに記録
- 食事を共にした場合は、同席した人の名前もメモ
- 定期的にやり取りする人については、より詳細な情報を追加
- 例えば、配偶者や子供の名前、趣味、一緒に行った場所や日付、誕生日などなど
- ファイザー社の地域医療製品スペシャリストであるデビッド・ゴールド
- 例えば、2008年にウェア医師と会ったとします。そのときの会話内容をスマートフォンのメモアプリに書き込み、自分宛にメールを送ります。そして2013年に再会したとき、『ナルトレキソンについて話していましたよね』と言うことができるのです
人の話を覚えてないのは、大抵覚えるのが苦手とかではなく覚える気がないことが多いですよねぇ。
脳を効率的に使う
効率的な時間管理とは、脳のパフォーマンスを最大化するように時間を整理すること
前頭前野の働き
- いわゆる自制心などを司る部位
- 前頭前野は抑制性の神経回路を多く持つ
- この衝動を抑制する力こそ人間の強み
- 欲求を遅らせることができる
- この遅延ができる人ほど、経済的に成功したり健康になったり
- さらに異なる思考や概念をつなげる役割も持つ
- 創造性に必須
- 芸術家のピーク時に最も活性化する
- アルコールを飲むと前頭前野の働きが抑制される
集中と休憩を繰り返す
- 脳は集中とぼーっとすることの繰り返しでリソースを維持している。
- ぼーっとすることで脳がリフレッシュする
- クリエイティビティと深い思考にはぼんやりと考える時間が欠かせない
- 新しい情報を入れずに思索に耽る
- マルチタスクはこのサイクルを亡き者にし、脳を余計に疲弊させてしまう
マルチタスクの中毒ループ
- 新奇性バイアス
- 脳は新しい情報につられがち
- これは本能くらいの力を持ち争うのは難しい
- マルチタスクを行うと、脳は知らぬ間に 「新しい刺激への反応を報酬とする中毒ループ」 に陥る
- そのせいで本来 集中すべき前頭前野が十分に働かなくなる
- 短期的に報酬を得るものにしか労力が向かなくなる
- メールの返信とか簡単なタスクやネットサーフィンのようなこと
- これはめっちゃわかるー
参考:
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