前回まで。
前回は時間をうまく使うためのフレームワークについてみていきました。
今回はさらに時間感覚をコントロールするための方法を見ていきましょう!
効率化しても時間に追われる感覚は付きまとう
- 自分に合った時間術で効率化をはかっても以下のような悩みは尽きない
- 圧倒される気分
- いつも何かに追われている
- タスクが片付いているのに不安が多い
- 時間をうまく使えている気がしない
- 退屈感と緊張感が拭えない
- 時間がないという感覚は世界で増え続けている
- しかし、実際は自由時間は50年以上前から変化していない
- 自由に使える時間は変わっていないのに、時間がないという感覚はなぜ起きているのか?
現代人は自由時間は変化してないのにも関わらず、時間がないと感じているというなんかおかしいことになっているのですね。
不思議ダァ。
時間効率の過度な追求
- 生産性の高さにこだわる姿勢が根本にあるのでは?
- 生産性の追求はストレスや時間のプレッシャーにつながる
- 裕福で高学歴な学生がメンタルを病み依存物質にはしる現象が近年増えている
- 効率重視の生き方が広まっている影響
- 高い目標や生産性を重んじる上司のもとで働く人ほどストレスが多く、病欠も増え、生産性が低くなる
- 時間をうまく使いたい、仕事の効率を上げたいという欲望が幸福と生産性を下げる
- 資本主義社会の中で時間=お金という図式が表れた
- その中で時間をうまく使おうという思想がだんだんと広がっていった
- ついには、休暇や趣味までもが生産性を高めるために行われるようにまでなった
- あらゆる遊びは競技化し、それ自体を楽しむよりもスキルの習得や勝ち負けが目的になっている
- 生産性、時間管理に振り回されるようになっている
この感覚は現代人であれば共感できるのではないでしょうか。
大量の情報をインプットした脳に起きること
- たくさんのドラマや映画を高速で見るも、内容が頭に定着せず見たことしか覚えていない
- 隙間時間に、ゲームや漫画などのアプリを使用して何かに追われているような焦りが生まれる
- 膨大な情報にアクセスできるがゆえに、なんでもできそうだという感覚が強くなるも具体的な成果が挙げられない
- 成長しなければという思いが強くなるものの、現実とのギャップに疲労感と虚無感を抱く。
何もしない時間を作ると、その時は退屈で苦痛ですけど、不思議と焦りの感覚が抜けていく感じがあります。
もっとぼーっとする時間作らないとな。
本の中ではこの生産性の罠から抜け出すためのワークもいくつか紹介されています。
参考:
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