前回まで。
神よ変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。
引用:https://www.seig.ac.jp/edu/inori.htm
前回は悪法についてでした。
今回は悪法の対策にもつながるお話。
悪法にどう立ち向かえば良い?
- 悪法を消し去ることはできるのか?
- 真正面から立ち向かうのは逆効果
- 抵抗することは苦しみを生む
- 抵抗の心理学
- 運動の実験で不快を拒絶するよりも、不快感はつきものでしょうがないと受け入れた方が苦しみは減る
- 他にも抵抗するほど、心拍数や不整脈が起きやすかったり、ストレスに弱くなったりする
- 不幸を紛らわせるような行動は逆効果である
- 現実に対して積極的に降伏しよう
何かに期待し執着する姿勢が余計に苦しみを生む。
非常にわかりみが深い。
抵抗の典型例
- 引きこもる
- 他者との関わりを避ける
- メタに身を置く
- ネガティブ感情を押し殺し、他人事のように捉える
- 刺激に頼る
- ネガティブ感情から逃げるためにアルコールなどに依存する
メタに身を置くはよくやってしまうなぁ。
現実への降伏
- 反芻思考
- 押さえつけようとせずただ思考を観察する
- 身体イメージ
- 完璧な美男美女にはなり得ないことを受け入れる
- 失敗の記憶
- 一度振り返れば十分だし、過去を変えることはできない
- 自分の性格
- 簡単には変えられないのだから、そういう性格として受け入れる
- 自分の感情
- ネガティブに抵抗せず観察する
本の中では降伏のスキルを身につけるためのワークシートも用意されています。
これはたまにやってますが、だんだんと抵抗することが少なくなってきた気がします。
「今抵抗しているな」というメタ認知がだんだん育ってきている感覚。
まぁそれでも抵抗の誘惑はいつでも来るんですが。。
参考:無(最高の状態)
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