たいてい、年初の目標って覚えてないですよね。
なのでちゃんと記録しておかなければ。。
というわけで今年は「メタ認知」を身につける1年にしたいなと思います。
メタ認知とは
先行研究における定義について見てみましょう。
- メタ認知とは、自分自身の認知プロセスやそれに関連するもの、例えば情報やデータの学習関連特性に関する知識を指す。
- メタ認知:自分自身の学習や思考プロセスに対する認識や分析。
- 自分自身の思考の認識と管理
- 思考のモニタリングとコントロール
まあいろいろありますが、簡単にいってしまえば「自分の思考について思考すること」と言えます。
メタとあるとおり1段上から自分の思考を見ることと言えます。
この能力は3歳くらいにもみられ、6歳になる頃にはだいぶ発達が進むようです。
認知とメタ認知の違い
この違いから見ると理解しやすいと思います。
メタ認知はタスクがどのように実行されるかを理解するために必要であるのに対し、認知はタスクを遂行するために必要です。
認知は学習プロセスや知識を形成するために必要であるのに対し、メタ認知は個人が自らのプロセスを観察し、発展させ、評価し、新たな状況に知識を適用するために必要になる。
例えば読書中にわからないことがあるのに気づくのはメタ認知であり、さらに理解するために認知的戦略(可視化、要約)を取るのもメタ認知になります。
メタ認知の要素2つ
①メタ認知的知識
タスクを遂行するために必要な要素や戦略に関する知識。
自分の特性や好きな戦略などなど。
②メタ認知的調節
どれくらい進んでいるのか、どれくらい理解できているか、戦略はうまく機能しているかなど認知の客観視。
要は自分の状況を客観的に見れる能力のことですね。
これができるほど、間違った方向にも進みづらいし、わからないことがわからなくて詰むということもなくなる。
ダラダラ作業してるだけでは、時間を使っただけで何も残らないというのは、悲しいのでしっかり振り返りをしたいですねぇ。
実践としてはメタ認知を起動する質問集みたいなのがあります。
ここから自分のタスクに応じてカスタムしていくと良いのだろうと思う。
その辺はまた次回に。
参考
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