再読中のメンタルについての本。
この本の目的は、あなたの不安や心配事をクリアにし、あなたが生まれ持つポテンシャルを取り戻すお手伝いをすることです。原始仏教の経典から神経科学や脳科学の最先端研究まで、さまざまな文献を横断しながら真の智慧を授ける一冊!
何かしら苦しみに苛まれている方であれば読んで損のない本ではないでしょうか。
面白かったポイントをまとめていこう!
ネガティビティバイアス
- ポジティブよりもネガティブに影響を受けやすく記憶にも残る
- ポジティブな情報ほど長持ちしない
- 快楽の踏み車
- 幸福な状態は長続きせず、幸福の追求には終わりがない
- 苦しみが人間のデフォルトである
- 良い気持ちは長続きせず苦しみは長く続く
現代人の心の機能不全
- 原始の世界では役に立った警戒システムが今では害をなすようになった
- 危険ではないのに危険だと発し続ける
- 例えば
- フェイクニュースの爆発的な拡散
- 孤独感
- 個人主義の文化が影響しているのか?
- 鬱と不安
- 完璧主義
苦しみは不足を知らせるメッセンジャー
- 動物と違い人間は苦しみを拗らせる
- どうしようもない過去、まだきていない未来に悩まされる
- ニーズが満たされていない状態に人は苦しみを感じる
- 感情は進化の過程で作られてきた
- ネガティブな感情も人間が生きていく上で必須のものである
- 不安があるから将来に対して備えられる
苦しみを拗らせる反芻思考
- 同じ悩みが脳内でループしている状態
- 起きた出来事に対して何度も何度も思い悩み苦しむ
- これが人間と動物の違い
猫は病院とかストレスあった後とかでも元気に走り回ってますしねぇ。
反芻思考に陥らないために
- 人間の感情はそもそも長続きしない
- 怒りなどの感情は起こるまでが早くて強い
- だが4〜6秒もすれば理性が戻ってくる(前頭葉の働き)
- 欲望も10分もすれば落ち着いていく
- ドーパミンによる支配は強いが少し気を逸らせてあげることで理性を働かせることができる
- 今を生きることが苦しみを拗らせない方法ではあるが簡単ではない
理性的でなくなってると気づいた瞬間に、感情が過ぎ去るまで何かで気を逸らすというのは意識していきたいものです。
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