スマホのデメリットについては散々書いてきました。
- マルチタスクをやめたい(デメリットと対策について)
- なぜ中毒になるまでやめられないのか「Dopamine Nation」
- とても怖いスマホが脳に与える影響① 「Your Stone Age Brain in the Screen Age: Coping with Digital Distraction and Sensory Overload」
- 脳への負荷を避けるような生活を意識してみる
最近はドーパミン断食なる物もやってみている。
というわけで今回もスマホ関連の書籍の紹介です。
著者はカールニューポートという方で、コンピュータサイエンスの研究者であり生産性についてリサーチをずっとおこなっている。
ブログでも発信されています。
最近読んだ中だとトップクラスに面白かった本ですね。
早速、面白かったポイントをまとめていきます!
魂を乗っ取られるな
- テクノロジーによって主体性が蝕まれつつある
- 便利なツールたちによって人間らしい部分が攻略されつつある
- テクノロジーの奴隷になるのではなく、自分で自分の人生を進めるように
- そのための戦略の一つがデジタル・ミニマリズムである
スマホのせいで人生のコントロール感が失われ不安が起きる
特段、スマホを触りたいわけではないのに触ってしまっている時ありますよねぇ。
デジタル・ミニマリズム
- テクノロジー利用の哲学が必要
- どんなツールを何のためにどれくらい使用するのか
- 自分の大事にしている価値観や目的に最適なものかどうかを考える
- ちょっとでもメリットがあれば使うというマキシマイザーと対照的
- 3つの原則
- ①あればあるほどコストがかかる
- 管理が必要なアプリが増えるほど認知、注意は削がれる
- ②最適化が成功の鍵である
- テクノロジーをどのように使うか
- ③自覚的であることが充実感につながる
- 自分でコントロールしている感覚
もっと意識的にテクノロジーを精査して、本当に必要なものだけに絞った方がいいぜって話。
デジタル片付け
- プロセス
- 30日間のリセット期間を設ける
- 必須ではないテクノロジーを休止
- アプリ、ウェブサイトなどなど
- 1〜2週間は辛さがある
- リセット期間中は他の活動を増やしてみる
- テクノロジーの再導入の検討を行う
- ちょっと役立つくらいではだめ
- 目的に対して替えが効かない、もしくは最善のものであるとなったら入れる
やはり、1ヶ月くらいは断ってみないとダメなんだろうなぁ。
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