マルチタスクをやめたい(デメリットと対策について)

 マルチタスクって弊害が多いです。

言葉の通り、複数のタスクを同時並行で進めることをマルチタスクといいます。

とはいえついやりがちなのでデメリットと対策をまとめておこうと思います。


マルチタスクの害

とりあえず並べてみましょう。

  1. ネガティブ感情が増える
  2. 常に時間に追われている焦りが生まれる
  3. 記憶力がなくなる
  4. 集中力がなくなる
  5. 目の前のことを楽しめなくなる
ざっとこんな感じ。

1. ネガティブ感情が増える

もっと具体的にいうと恐怖と悲しみの感情が増えるそうです。
というのも、マルチタスクは精神に不可を与えてしまい、ストレスのもとになるのでこのような感情が沸き上がってしまうのではないかと考えられています。
僕はそこまで恐怖は感じたことないですが、確かに悲しみの感情は出てくるときありますね。
これはインサイドヘッドという映画から


2. 常に時間に追われている焦りが生まれる

マルチタスクをするとどれもが中途半端に進んでる状態になり、未解決のタスクが増えていくことで余裕がないと脳が考え焦りが生まれてしまう。
これはあるあるですね。
頑張ってマルチタスクをして、結局焦りでミスとかに繋がりタイムロスしてしまう。
カナシミです。

3. 記憶力がなくなる

マルチタスクで脳の短期記憶がダメージを受けることがわかってまして、結果としてつねに刺激を求める誘惑に弱い人間になっちゃうそうですね。
複数のことを同時にやることで短期記憶を酷使してそうですし、誘惑にまで弱くなってしまうんですねー。(頑張ってるんだから悪いことをしてもいいだろう見たいな心理も働いていそう)

4.集中力がなくなる

マルチタスクは注意を複数のものに切り替えながらタスクを行っています。
ですが、人間はそこまで注意の切り替えがうまくなく、切り替え先に集中するまで時間がかかります。
集中してたのに邪魔されると嫌ですよねー。
このせいでシングルタスクよりも集中力が切れるのが早くなりがち。
これはメッチャ分かる。

5. 目の前のことを楽しめなくなる

タイムパフォーマンスなんて言葉がありますが、効率を求めるあまり目の前の体験から得られるものを無下にしてしまうてことはよくあります。
例えば、映画見ながらマンガ読んだりしたらどっちも中途半端に楽しめないです。
自分が幸せかどうか気にする人ほど幸福度が下がるという現象があるように、ただ今の目の前のことを精いっぱいやるというのが人生を楽しむために必要なんでしょうね。

対策するには

もちろん一つ一つこなしていくてのが大前提ではありますが、そのほか使えそうなテクニックについてまとめるのです。

締切の設定

これはまあ誰でもやっているでしょうが、マルチタスク対策にもなります。
脳は思ったよりも融通が利かない器官ですので、しっかり締め切りを決めてこのタスクはもう終わったんだよと教えてあげる必要があります。
じゃないと他のタスクに移った時に、「まだあれやらなきゃ」みたいな思考に惑わされちゃいます。

スマホの通知をOFF

最も誘惑してくるものがスマホですよね。
仕事中や集中したいときは通知をキルのが基本。
前紹介したスマホ制限アプリを使うのもいいですね。

つい誘惑に負けちゃうものの時間を制限する

スマホのゲームや漫画など、ついやっちゃうものを完全にやめるのは無理なので事前に時間を決めておくというやり方ですね。
こうでもしないといつ何時も自分の行動の選択肢に誘惑されるものが入ってきちゃうので、いったん時間を決めちゃえば意外と我慢できるものです。


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