文学共和国、普遍的なものと個別的なもの ーThe Bed of Procrustes⑥ー

前回まで。

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文学共和国

書くことを楽しむ作家がいるように、書いたことがあることを楽しむ作家もいる。読むことを楽しむ本もあれば、読んだことがあることを楽しむ本もある。

 過程が好きなのかプロセスが好きなのかは結構大きな違い。


天才とは、長所よりも模倣しづらい欠点を持つ者のこと。

そういうことですね。


「ビジネス書」と呼ばれるものは、書店が発明した排除カテゴリであり、深みも、文体も、実証的厳密さも、言語的洗練さもない文章が分類される。

ビジネス書大嫌いじゃん。


指数関数的な情報時代とは、言葉の失禁を起こしている人のようなものだ。話す量はどんどん増えるのに、それを聞く人はどんどん減っていく。

 言葉の失禁というセンス。


「行動する人のように考える」ことは、「思索家のように行動する」ことよりもはるかに危険が少ない。

実践が念頭にないとどんな知識も浅くなってまう。


普遍的なものと個別的なもの

自分で学んだことは今でも覚えている。

教えられたことは忘れる。


あまりにも独創性のない人々は、繰り返すための過ちを見つけるために歴史を学ぶ。

 間違うとわかっているのに歴史は繰り返される。


君は自分らしく、独特でありたいと思う。しかし集団(学校、規則、仕事、テクノロジー)は、君を去勢されるほど「無個性」にしたがる。

日本は特にそうかもねぇ。


続きは次回! 

 

 

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