前回まで。
前回は好奇心が大事という話でした。
今回は偶然を察知する力について。
脳の情報処理能力は低い
- 日々の膨大な情報の大部分を無視することで効率的に脳は働く
- 全部を精査していたら、とても日常を送れない
- これは効率と情報の見落としがトレードオフになっている
- 察知力を高めるためのトレーニング
- Qマトリックス
- 普段見過ごしてしまうような情報に注意を向ける
- 視野拡大アクション
- 自分に安心感を与えて視野を広げる
- 知的謙虚さトレーニング
- 自分の弱点を知り幅広い思考を可能にする
個人的にはQマトリックスを極めたら、だいぶメタ認知の能力が上がりそうです。
Qマトリックス
- 問いを考えることはとても重要
- メタ認知を起動させる
- 問いのパワーで察知力を高める「Qマトリックス」
- これを使うとメタ認知が上手くなり自分で問いを作る力もつく
- 高度な質問には問いが問いを生み出す効果がある
- 深い思考を要する質問はさらに質問を重ねないと答えに辿り着けない
- 問いを生み出す能力を高めれば察知力は高まる
疑問に思わなければ気づくこともできませんから。
そういう意味で日常の出来事に対して、自問するという癖はあると幸運に気づきやすくなるのでしょう。
Qマトリックスはこの記事のようなもの。
運がいつも悪い人は存在するのか?
- 過去に人身事故のような大きな事故をおこした人ほどネガティブに反応する
- その他の人はポジティブにもネガティブにも平等に反応する
- ネガティブに意識が向きやすいと視野が狭まってしまう
- ネガティビティ効果
- マイナス体験の積み重ねがネガティブへの意識を強め、視野が狭くなりさらなる不運を呼び込む
- 視野拡大アクションリストでネガティブを緩和する
不運に見舞われた人は、そのせいで視野が狭まり更なる不運につながるという悪循環に陥るのだと。かなしい。
知的謙虚さ
- 自分の知識と能力の限界を把握している
- 間違えていれば認め考えを修正する
- 意見が異なる相手でも寛容
- データやファクトをもとに真実に近づくのがうまい
- ほとんどの人が自分を間違っているとは考えない
- 三つのトレーニング
- メリット学習法
- エラー確認法
- 他者解説法
知的謙遜はやはり大事。
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