前回まで。
最後にアンチエイジングの今後について。
最新の長寿の科学
- EGR
- 組織の再生プロセスのオンオフのスイッチとして機能する遺伝子
- プラナリアは脳組織が残っていない部分からも脳を復元できる
- 長期記憶も保持している
- FOXO
- 細胞を若いまま保つ遺伝子
- 一部のクラゲなどがもつ
- 年を取って死ぬことがない
- 90~100歳まで生きる人にはある種のFOXO遺伝子がある
- テロメラーゼ
- テロメアの末端を再構築する
- ロブスターは体のあらゆる部分にテロメラーゼがあり老化で死ぬことはない
- 人の場合は正常細胞よりもがん細胞を優先的に修復する
- なので多いからと言って寿命が延びるわけではない
細胞のごみ問題ーゾンビ細胞
- テロメアが短くなると細胞は分裂できなくなる
- 老化した細胞は他の細胞をも老化させる
- 細胞老化は腫瘍形成を防ぐ一つの方法である
- 通常であれば細胞が死ぬと掃除されてなくなるが、老化細胞(ゾンビ細胞)はなくならない
- 老化細胞は毒素や炎症を引き起こす物質を生み出す
- マウスの実験では老化細胞を除去することで老化を遅らせることができた
- 一方でガンのリスクは上がる
瞑想はやはり良い
- 長期間の瞑想は脳の構造を変化させる
- 注意力、自己認識、自己調整、集中力に役立つ
- 短期でも不安の軽減や作業記憶、実行機能の向上の効果がある
- ストレス下でのコルチゾールが少なく炎症も少なくなる
人生は後半の方が楽しい
- 高齢になるほど幸福度は上がる
- 72か国で当てはまる事実
- 社会比較理論
- 人は社会と比較して自分の幸せを判断する
- 結局は人間関係が人の幸福を作る
- 結局、BIG5における誠実性がいい年の取り方には重要
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