いい年の取り方をしてる人と悪い年の取り方をしている人はいますね。
てなわけで、健康にまつわる話に絶対について回るのが老化についてのお話し。
著者はDaniel J Levtin PhDという方でだいぶお偉い人のようですね。
早速勉強になった点を見ていきましょう。
この本の3大目的
- 著者の疑問→なぜ良い年の取り方をしてる人とそうでない人がいるのか?
- 発達神経科学と個人差心理学から読み解いていく
- どれだけ上手く歳を取れるかは2つの要素に依存する
- 子供時代の要因
- 環境への反応と個人の習慣
- 結局は健康寿命が大事だよね
- 幼児期に育児放棄されたり虐待を受けた子供は脳と免疫にダメージを受ける
- そしてその影響は大人にまで続く
- 特に言語と実行機能に影響する(喋る能力、決断力)
- この本の3大目的
- 老化に関する被害を最小限にするシステムの構築
- 人生の後半で振り返った時に良く生きたと感じるために必要なこと
- 老化に対する見方を完全に変える
- 人生でいちばん幸せだった年齢として最も多い答えは82歳
性格が老化と健康に影響を及ばす
- 老化と健康は性格に関係している
- 子供の性格はのちに大人になった時の健康状態に影響を与える
- 小学校の時の性格特性は40年後の脂質レベル、血糖値、ウェイトのサイズを予知できる(心血管疾患、糖尿病のリスク)
- 性格診断の世界標準「ビッグファイブ」
- 10〜101際までを対象とした研究を集めたメタ分析
- 75%性格特性が有意に変化していた
- もちろん全く変化しない人もいる
- 徐々に誠実性が高まる傾向が見られる、開放性は低下していく傾向がある、感情の安定性と協調性も上昇する傾向がある
- 老年期になると、誠実性、開放性、外交性は低下する傾向がある
- 最も重要な特性は誠実性
- 長寿、成功、幸福などと高い相関関係を持つ
物忘れの原因
- 40歳以降になると外部からの情報を取り入れるよりも、自分の考えに思いを巡らせるようになる
- 物忘れにつながる
- 歳をとるにつれて、パターン認識と抽象化がうまくなっていく
- 過去の経験から類似のパターンを見つけ出し未来を予測する
- 全体像の把握と理解は高齢者の方が得意
次回からより具体的にどんな衰えが年を取ると体に来るのか見ていきましょう!
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