前回まで。
前回は論理療法の概要を見ていきました。
今回はより深く論理療法の考え方を見ていきましょう!
論理療法の教え
不幸の原因は自分
- 環境や周りの人も不幸の原因となりうるが大きくは自分自身
- 人間は責任転嫁によって自分が悪いところを周りのせいにしがちである
- 出来事自体には良い悪いはなく自分の考え次第である
- 出来事に対してどう感じるか、どう考えるかは時間をかけて変えることが出来る
- 人は自分の強い欲求を絶対的な欲求として捉えがち
- これが満たされないなら、今後自分が満たされることはないんだ!
- このような考えは自滅に向かう
論理的になるために
- 問題の解決策は一つではない
- 自分の選択肢を自分で狭めないように
- どんなものにも入れ込みすぎない
- 良いものが今後も自分の人生にあるかはわからないし、悪いことが今後起きる可能性を消すこともできない
- 神聖化、絶対視など極端な考え方は避ける
- 人に期待しすぎない
- どんな人も状況によって善人にもなれば悪人にもなりうる
- 他者も自己も不完全であるということを受け入れる
- 誰しもが自滅的な傾向を持っている反面、自己実現傾向も持っている
- 自滅的な傾向を減らし、自己実現傾向を増やすよう意識する
条件付きの自己受容は危険
- 成功した自分だけを受け入れるのような、条件付きの自己需要はだめ
- 失敗した場合に自分の価値がないように感じてしまう
- 大抵の場合は結果をコントロールすることはできない
- 自分の存在や人間性を評価するのはやめるべき
- 自分がいい人間か悪い人間かを判断することは複雑すぎてできない
- 自分の行動が良いか悪いかを判断することは妥当
他者を受け入れる
- 自分がそうであるように他人もまた良いこともすれば悪いこともする
- 他人に不満を持つことは自由だが、他人に行動を強制することは尊大である
- 怒りは自己満足につながりやすい感情
- 他者を非難し貶めることで自分が上になった感覚が得られる
- 自分に弱みがあるからこそ怒りが生じる
- 他者を受け入れられない人は自分を受け入れることもできない
- 他者を受け入れることは自己コントロールができていることの徴である
耐えられない症候群
- 人生は苦難に満ちておりそれらを遠ざけたり無くしたりすることは不可能
- 悪い状況を非難したり、嘆くだけでは何も解決できない
- 耐えられないといって向き合うことをやめても状況は何一つ変わらない
- 逆境を現実的に捉えて対策を考えるのが健全
- 自分でどうにかできることは頑張り、どうにもならないことは受け入れる
災難をコントロールすることはできない
- 死や怪我などは自分で制御できないことによって起きうる
- その可能性を考えすぎても仕方がない
- 心配は良いことだが心配しすぎは良くない
- どんな人も何が起きても対処し前に進める
できない主義
- 最も自分を妨害する思考
- ちょっとの失敗で自分には無理なんだと思い込む
- できないとあらかじめ考えてしまえば、成功することは絶対にない
- やってもできるかわからないという不確定な状況に耐えられないから、最初からできないと決めつけて仕舞えばそれ以上は挑戦して苦しまなくて済む
- 難しい=不可能ではない
- できると思えば必ず成功するわけではないが挑戦をやめれば成功する確率は0
ストア主義に近い考え方ですね。
論理的によく考えたら、すんとなって感情に巻き込まれづらくなるのは良く分かりますねー。
次回は自分でできる論理療法についてみていきましょう!
参考:
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