前回まで。
今回で最後。
ウィトゲンシュタインの物差し
- 条件付き情報と呼ばれる確率論的な方法
- 何かを伝えようとする際に、その人に十分な条件がない限り、伝えようと思ったことよりも、その人自身の情報が明らかになる
- 書評は本よりもその人自身について色々わかる
- 物差しでものを測るときに、信頼できる物差しでなければ得られる情報は物差しについてになってくる
ノイズか意味ある結果か
- トレーディングの結果を評価する基礎的な方法
- ある戦略で10万ドルの利益が得られた
- 儲かる戦略だった確率を2%
- 単なるノイズである確率を98%
- 100万ドルの利益が出れば戦略が良かったという方に99%の確率を与える
- 非合理な判断をしないための戦略
- 損があらかじめ決めていた限度に達しない限り、自分のパフォーマンスを確認しない
まとめ
- 結果で成績を測ることはできない、結果ではなくあり得たほかの可能性のコストで測るべき
- アイデアは古いものこそ美しい
- 確率はそれ自体のみでは意味がない、確率+結果を考慮しなければいけない
- データを使えば命題を反証することはできるが証明できない
- 人生の不公平性は非線形
- 成長は階段状に起きる、だからこそ、この突発的な成果が出るまで続けなければいけないがほとんどの人は諦めてしまう
非常に面白い内容でした。
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