前回まで。
前回は複雑な集中という力をシンプルに捉えるためのフレームワークについて見ていきました。
今回はこのフレームワークから集中力を上げるための方法について見ていきましょう!
夢中にさせるゲームの力を使う
- ゲームの開発の歴史で発覚したのは報酬が重要なのではないということ
- 報酬の出し方が重要
- ニアミス演出
- 惜しいあたり
- スピード感
- 小刻みに報酬の予感を与える
- 報酬そのものではなく報酬の予感が獣を動かす
- すぐに手に入る報酬に飛びつくように進化してきた
- 報酬の予感を操れるか
パチンコとかはまさに報酬の予感を上手く操っているわけですね。
本を読む際も、最初に目次とか内容をぱらっと見て、どこが面白そうかなどを先に考えるとモチベが上がるのも、報酬の予感(新しい知識が増える)が出ているんでしょうねぇ。
クソゲーの要素
- 不毛タスク
- 意味を感じない作業
- 難易度エラー
- 簡単すぎる、難し過ぎる
逆に言えば自分にとって意味があってちょうどいい難易度のものが集中力発揮しやすいのだと。
このゲームの力を使ったワークシートがいくつか本の中で提案されています。
儀式が集中力を上げる
- 儀式とは厳格さと反復を持つプロトコル
- 認知機能やセルフコントロール能力が上がる
- 反復を好むように進化してきた
- 単純接触効果などなど
- 自分なりの儀式を作ろう
- この動作をしたら大事な作業に取り組むと決める
- ひたすら繰り返す
- 手順は自由
- アンパッキングを最初に行うとかいいかも
- 達成バイアスを応用するといい
- 簡単なタスクからやった方がモチベが上がる
- できたことを記録する
以前に紹介した本でも同じことが書かれていますね。
アスリートがやるルーティンですね。
無意識にやってることもあるのではないでしょうか。
脳をトレーニングする
- 小さい忍耐を積み重ねると誘惑に強くなる
- 成功体験によって自己効力感が上がる
- 心の筋トレのようなもの
- 自分で決めたルールを守るのもいいんだろうなぁ
- 適度な不快を感じるようなもの
- 簡単すぎても不快すぎてもダメ
- 不快を感じる作業を少し長くやってみる意識
- 本に飽きても5分だけ頑張って読む
- ブログを書きたくなくても、タイトルだけ書いてみる
大学の研究室にいた時の教授にも言われたことがありますね、まず手を動かせと。
やってみると意外と楽しいとか、すぐ終わっちゃうということはよくあります。
前に紹介した時間術の本でいう想起が否定的な人ほどやる前に心が折れがち。
まず始めることで、やれたという記憶を増やして自己効力感を上げると結果的に集中力も上がるのでしょう。
次回はより根本的に集中力がある人間になるための方法を見ていきましょう!
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