前回まで。
前回は本書の核となる、新しい生産性を測るためのフレームワーク「スローワーキング」についてでした。
今回はその原則の一つ”削減”を見ていきましょう!
やるべきことを減らす
- どれだけ仕事が多かろうが削減を諦めてはいけない
- 知的労働者が仕事を引き受ける時には必ず間接コストがかかっている
- 本来のタスクを進めるために必要な周辺タスク
- 内容確認などのやり取りなど
- マルチタスクによる注意コストなども含まれる
- 1点集中して終わらせていくほうが、同時並行よりも間接コストが少なく済む
- 仕事を削減して余裕が生まれるほど質が高まり、結果的に少ない労働時間で同じくらいの生産性が生まれる
もっともっとやらねばという誘惑は常にありますが、それでは質の高い仕事ができないのだと。
大きな仕事を制限する
- システマチックに削減を行う
- おすすめアプローチ
- タスクの規模別に分類しそれぞれに上限を設ける
- ミッション:達成したい具体的な目標
- 少ないほどいい、2〜3個くらい
- プロジェクト:ミッションを遂行するためのまとまった単位のタスク
- 完了が明確なものもあれば継続的なプロジェクトもある
- プロジェクトのためにタスクが生まれ、これが1日のやることになる
- ゴール
- 達成すべきゴールとして一つのプロジェクトを選ぶ
- 少なくともそれが終わってから次に向かう
小さな仕事を手懐ける
- 雑多なタスクの場合、作業そのものよりもタスクをやらねばいけないという気にかけが脳のリソースを食う
- 自動運転モード
- 定期的なタスクは同じ曜日や同じ時間に配置する
- 場所も同じにするとより効果的
- 場当たり的なコミュニケーションを駆逐
- 仕事を振る側に仕事をさせる
- タスクを振られる時は必ずToDoに入れさせる(キントーンとかでもいいね)
- そうすることで相手も内容をまとめる必要があり、無駄なやり取りが発生しない
- 無料版よりも有料版のサービスを用いる
- 無料版の煩わしさをなくす
仕事はプル方式で取りに行く
- 保留ボックスと実行リストで仕事を管理する
- 保留ボックス:数に制限がなくとりあえず入れて置ける場所
- 実行リスト:最大でも3つ
- 週1で整理する
以前の著作で紹介されたカンバンが使えそうですね。
システマチックなアプローチはいいですね。
つい多くのことをやろうとしてしまうので。
と言いつつあまり実践できていないのですが。。
ミッション、プロジェクト、ゴールはTrelloで管理できるかもな。
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