大学生のころに一度読んだ記憶がありますが再読。
タレブの本では一番有名なものかもしれませんな。(僕もこの本で初めて知った)
早速面白かったポイントについてまとめていきます!
未来を予測することなどできやしない
- ブラックスワン:たった一つの反証によって覆されること
- ブラックスワンの3つの特徴
- 異常である:過去の事例に一切ない
- とても大きな衝撃がある
- 後から予測可能だったことにしてしまうこと
- この本では人間がランダム性、特に大きな変動が見えないという問題を扱う
- 反知識(わからないこと)に対してできることはある
- ブラックスワンへのエクスポージャー(受ける影響の大きさ)を最大限高めること
- ベンチャーキャピタルのように、大半は失敗するが一部分が大きく勝つ
- どこが勝つかわからなくても良い
- 成功は設計されたり計画されたりして実現されるものではない
- 発明家や起業家はたくさんの試行錯誤で出会ったチャンスを捕まえる
- これがブラックスワンを捕まえるための方法
運の方程式でも言われていたようなことですね。
プラトン性
- 人間は理にかなった「型」を重視する傾向がある
- 地図と本物の地面は違う
- モデルが当てはまる場合もあるが、モデルが当てはまらない場合に被害が出る
- この性質のせいで、人は自分のモデルを過信しすぎて、現実とモデルの際に気付けない
まとめると、このエッセイでは、私はあえて危険を冒して、私たちがものごとを考えるときの習慣にたてつき、私たちの世界は極端なこと、わからないこと、そしてありえないことでいっぱいだと主張する。
それなのに私たちは時候のご挨拶みたいなどうでもいいことばかりにこだわり、わかっていることや何度も起こることばかりに目を向けていることを示す。
反蔵書
- 既に読んだ本よりもまだ読んでない本の方が価値がある
- ものを知れば知るほど読んでない本は増えていく
- 読んでいない本のコレクションを反蔵書と呼ぶ
- 自分がどれだけ知らないことがあるかを勘違いするとブラックスワンの餌食になる
ひとまず今回はここまで。
次回は知識の罠などを見ていきましょう!
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