前回まで。
前回は時間が貧しいタイムプアについてみていきました。
今回は僕たちの時間を奪うタイムトラップについてみていきましょう!
タイムプアの原因「タイムトラップ」
①テクノロジー
- 自律性のパラドクス:テクノロジーによって自由に働けるようになったが、常に働くことが可能なってしまい結局休みなく働くことになる
- テクノロジーによって注意の分断が起きると、自由時間の楽しみが減り振り返ってみても時間を短く感じてしまう
②お金重視
- 幸せをもたらすのはお金ではなく時間である
- 時間をお金に換算して考えるほど時間が足りない感覚は強くなる
③時間の過小評価
- 節約にこだわりすぎるとその分の時間が失われていく
- 多少多く払っても時間が増えるならその方がいい
④ステータスとしての多忙
- 現代では働くことが生きることとなる人が増えている
- よりキャリアが重視されている
- 仕事で多忙を極める=良い人生
⑤手持ち無沙汰嫌悪
- 何もすることがないと苦痛に感じる
- しかし、退屈を埋めようとするほど時間がなくなっていくように感じる
⑥約束と楽観
- プランニングの誤謬:将来の時間を楽観的に見積もる
- そのせいで、他人の頼み事を引き受け結果時間がなくなっていく
時間術の他の書籍にはあまり出てこない視点としてお金とのトレードオフが強調されています。
時間をうまく使えない要因はたくさんある
- タイムトラップは一部
- 忙しいと感じるほどより多くのことをやろうとする
- 試験勉強をしなければいけないのに他の用事を入れまくる
- 簡単にクリアできる用事を入れて達成することで、自分は時間をコントロールできているのだという感覚を得ようとしている
忙しさは何かをやっている、前に進んでいるという幻想をもたらすのでしょう。
忙しいからしょうがないなど、忙しさを理由に何かを妥協し始めたら危険サインかもな。
気をつけねば。
次回は時間の富豪になるための具体的な戦略についてみていきましょう!
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