SLOWという本の中で紹介されてて気になった本と著者の方。
この方は元々、トロント大学でコンピュータ科学と人工知能を学んでいて、大学生の時にWeb制作とデザインに興味を持ち、そこから大学を辞めてWebサイト制作の仕事を始めた。そこからは独立して、自分の会社を持ち今でもずっと独立して働いている。
その中で最初は都会に住んで働いていたのですが、それが苦しくなり今ではカナダのバンクーバー島に移り住んでいる。(めっちゃ綺麗)
ジャルヴィスの近年の仕事を全てリストアップするのは難しい。多方面に広がるアイデアは、古くなったURLの軌跡を残しながら、現れてはまた消えていく。それは明らかに、次のマイクロソフトを狙う動きではない。心の赴くままにサービスを立ち上げ、スローで安価な生活を支えるのに十分なだけの仕事で満足している人の動きだ。
引用:SLOW 仕事の減らし方――「本当に大切なこと」に頭を使うための3つのヒント
この無駄にお金を追求しないで、自分の裁量で仕事や生活を決められることがとても羨ましいです。
では実際に本の中身を見ていきましょう!
小さいままでよしとする
- 規模を縮小することでビジネスを成功させてきた
- ビジネスにおいての焦点は大きくすることではなくよりよくすること
- 必要な額を稼いだら他は休暇にあてる
- カンパニーオブワンのモデル
- 小さく始める
- 成長を定義する
- 学び続ける
カンパニーオブワン
- 闇雲に規模の拡大を目指すことへの疑問視
- お金をもっとかけるもっと人数を増やすは簡単な解決策だが最適解とは言えない
- 仕事を中心に人生を考えるのではなく、生活を中心に人生を考える
- 共通する4つの特徴
- レジリエンス
- 自由とコントロール
- スピード
- シンプルさ
レジリエンス
- 失敗からの立ち直る力
- レジリエンスが高い人の特徴
- アクセプタンス:現実をありのまま受け入れる
- 価値観から生まれる目的意識:何のためにが明確であれば苦難を乗り越えられる
- 変化への適応力:変化し続ける環境に順応し続ける
仕事をコントロールする
- ある程度自由に仕事をするには経験やスキルが必要
- 一つのスキルだけではなく幅広い知識や能力を持つジェネラリストである必要がある
スピード
- より効率的な方法を模索する
- 小さい方が修正が容易い
シンプルさ
- ルールやプロセスをいかにシンプルにするか
- 大きくコストがかかるものでも、小さく最小限にできないか考える
- 多くの顧客ではなくまず一人に対して価値を提供できるか
- あとはこれを繰り返せば良い
内容としてはまぁそうだよねという感じ。
誰かの役に立つ、誰かの成功に繋がるからこそ必要とされ金銭が発生するという視点は忘れずに持っておきたいものです。
次回はより詳しくカンパニーオブワンについて見ていきましょう!
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