白米を冷やすとカロリーが減るらしい。
約半分のカロリーがカットされるということですごいですね。
具体的な内容はこちらに詳しくあります。
いったん冷ますででんぷんがレジスタントスターチにかわり、カロリーとして吸収されるのではなく腸内細菌の餌となるかららしい。
レジスタントスターチとは
食物繊維の一種であり、かなり健康に対する効果が確認されているものです。
以下のような効果を持つ。
- 腸内細菌のえさになり腸内で発酵して短鎖脂肪酸を生み出す
- 食欲のコントロールや炎症の予防につながる
- 短鎖脂肪酸は余分なカロリーの吸収をブロックしてくれる
- 酪酸が増える
- 酪酸は腸を守る働きを持ち抗酸化や抗炎症効果もある
- アレルギー対策にも
- 老化のスピードが落ちる
再加熱してもレジスタントスターチはそんなに減らない
一度形成したレジスタントスターチを電子レンジで再加熱しても元の糊化でんぷんには戻らないことが示唆されています。
これは嬉しいポイント。
冷めたごはんはおいしくないから。
参考を見てみると、ちゃんとした論文ではなく学会の口頭発表の内容ですが。
この結果を信頼するなら加熱しても大丈夫ではありそうです。
ここで検証したのは、1時間室温で放置したのちレンジで再加熱した後のレジスタントスターチ量。
対象はスパゲッティ、うどん、中華麺、白米。
室温放置した結果は以下。
スパゲッティで2.0倍,そうめんで1.5倍,ゆでうどんで1.1倍,生中華麺で2.2倍、白米で2.9倍に増加。
これを電子レンジで加熱しても7%くらいしか減らなかった。
いいですねぇ。
この結果を見ると、やはりゆっくり冷ますのがいいのかも。(室温2.9倍、冷蔵庫2.1倍)
澱粉を含むものは冷やしてから食べてみよう。
コメント
コメントを投稿