【合理的思考②】多くの人が間違えてしまう論理の問題

 前回からの続き。


前回までのリンク。


解きにくい論理学の問題

  • ウェイソン選択問題(実際に解いてみたい人はこちら
  • 平均正解率は10%
  • 合理性の根底には論理がある
    • 典型は三段論法
      • PならばQ。Pである。故にQである。
  • 確証バイアスを明らかにする問題
    • 自分の考えを支持する証拠のみに目を向けがち
    • これに対処することは合理性を上げることになる
  • 説明されると理解できるが直感では間違えてしまう

なぜ論理を間違うのか

  • ウェイソン選択課題は特殊
    • この問題は推論に三段論法を生かすことではなく、一般的なルールの検証でもなく、一つ一つの対象にルールが当てはまるかを問う特殊な問題
    • 自分の生活に関係のないシンボルである
    • 論理的問題でも内容によって正答率が変わる
  • 特に不正を見つける問題は得意
    • 利益を享受している人と費用を負担していない人を調べる
    • 利益を享受していない人と費用を負担している人は調べない

以下の問題だと正答率が上がる。


人間にとっては内容が大事

  • 論理とは思考の形式であり内容に左右されない
    • 切手だろうとコインだろうが本質は変わらない
  • 論理をうまく扱えない人間は内容に左右されてしまう


僕も最初は間違えちゃいました。
思考のすきをついてる問題とは言えちょいと悔しい。。


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