前回からの続き。
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解きにくい論理学の問題
- ウェイソン選択問題(実際に解いてみたい人はこちら)
- 平均正解率は10%
- 合理性の根底には論理がある
- 典型は三段論法
- PならばQ。Pである。故にQである。
- 確証バイアスを明らかにする問題
- 自分の考えを支持する証拠のみに目を向けがち
- これに対処することは合理性を上げることになる
- 説明されると理解できるが直感では間違えてしまう
なぜ論理を間違うのか
- ウェイソン選択課題は特殊
- この問題は推論に三段論法を生かすことではなく、一般的なルールの検証でもなく、一つ一つの対象にルールが当てはまるかを問う特殊な問題
- 自分の生活に関係のないシンボルである
- 論理的問題でも内容によって正答率が変わる
- 特に不正を見つける問題は得意
- 利益を享受している人と費用を負担していない人を調べる
- 利益を享受していない人と費用を負担している人は調べない
以下の問題だと正答率が上がる。
人間にとっては内容が大事
- 論理とは思考の形式であり内容に左右されない
- 切手だろうとコインだろうが本質は変わらない
- 論理をうまく扱えない人間は内容に左右されてしまう
僕も最初は間違えちゃいました。
思考のすきをついてる問題とは言えちょいと悔しい。。
参考:人はどこまで合理的か 上
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