商売とは人の欲求を満たすためのものである、故に欲望を深く理解することはビジネスの成功につながる
というわけで何冊か有名なマーケティングは読んだことがありますが、進化論をベースにマーケティングを考えた本はなかったので非常に参考になりました。
多くのマーケティングの本はその方の経験によるところから書かれていますが、これは膨大なデータから人類に刺さるマーケティングを考えているのですっと入ってきますね。(根拠があるから安心)
とはいえ実践しないと意味がないので、しっかり実践方法もたくさん乗っけてくれている、勉強にもなり実用的な1冊。
実際にやってみた人の声
■ 個人コンサルタントのTさん(男性・28歳)
マーケティング経験が乏しかったので、(進化論マーケティングの考え方には)ずっとわくわくさせられました。ワークシートはとても頭を使う作業でしたが、結果としては思ったよりも大きな効果が出て、改善策がたくさん見つかりました(ワークの前後で年商前年比120%)。
■ 運動トレーナーのKさん(男性・32歳)
進化論マーケティングのワークを進めるうちに、いろいろなアイデアが発生する感覚がありました。いままでこんな経験をしたことがなかったので驚きです。おかげでお客様への接し方のパターンが増えて、サイトからのお問い合わせの数が前に比べて5倍増になりました。
鈴木 祐. ヒトが持つ8つの本能に刺さる 進化論マーケティング (p.5). 鈴木 祐. Kindle 版.
進化論マーケティングとは
- 進化論の考えをビジネスに応用したもの
- 原始の時代に築かれた人の欲望からマーケティング方法を提案する
- 人の欲望の根底にあるそもそも何を求めているのかを深掘り
人間は自分の奥底にある欲求に従い生きている
人類の最奥にある究極本能2つ
- 生殖:DNAを残したい
- 生存:長く生きたい
- この欲望をくすぐるようなマーケティングが効果的である
とはいえこの2つだとあまりにも根幹で使いにくいのでブレークダウンしてくれている。
究極本能から派生する8つの本能
基礎本能1 安らぐ
- 危険を避けたいという欲求
- このシステムが起動すると不安が強くなり警戒心が高まる
- 他者、病気などで働き出す
- 自分という存在を守るための本能
基礎本能2 進める
- 目標を達成したいという本能
- 生存に必要なリソースを手に入れる、社会に役立つためのスキルの獲得への欲求
- 人のモチベーションを作り出すのは作業が進んだという感覚
- 同じようにモチベーションを下げてしまうのは停滞
基礎本能3 決する
- コントロールしたいという欲望
- 原始の時代でも決断力のある個体が有利だった
- コントロール感のある人の方が幸福度は高まる
基礎本能4 有する
- いいものが欲しい、手にした物を失いたくないという本能
- できるだけリソースを節約し役立つ物を集めようとする
- 損失回避
基礎本能5 属する
- 仲間を作り身の安全を確保したいという本能
- SNSが流行っているのはまさにこの本能に訴えかけているから
- 安らぐと似た側面があり、自分と似たような人を探したいという欲求を起動する
- 安らぐは人を内向的にさせ、属するは外交的にさせる
- コミュニケーションをリスクと捉えるか、ベネフィットと捉えるか
基礎本能6 高める
- 社会的な地位、尊敬の念を求める本能
- コミュニティの中での地位が高い方が生存率が上がる
- 外発的な物を求める欲求
基礎本能7 伝える
- 仲間や恋愛対象に自分をアピールしたいという欲求
- 人間は自分語りが大好き
- 高めるとの違い
- 高める➡︎自分に足りない物を増やして評価を上げたい
- 伝える➡︎すでに持っている物を示して自分の評価を高めたい
基礎本能8 物語る
- わからない物を理解したい、自分の行動に意味を感じたいという本能
- バラバラな情報に一貫性を持たせ世界を理解したい
- 物語によって他者の経験を学び、生殖・生存の確率を高めてきた
ここに訴えかけるにはどうすればいいのか?
という具体的なメソッドが書かれているほんですね。
やってみよう!
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