健康に関する原則が必要って話

最近読んだ中で面白かった有料記事。

100歳まで元気でいるためには“原則”から考えよ!#1「戦略や習慣は崩れる。だが、“原則”は残る」


 Peter Attiaという長寿研究の研究者の本を元に健康寿命を延ばすには何をすればいいのかがまとめられています。

高齢になっても元気な人というのは、若いころからこつこつ健康的な行動を積み上げた人たちであるというのは忘れないようにしたいですね。


今回は健康に関する「原則」が重要であるということを見ていきましょう。


立ち返る原則が必要である

将来のことを完璧に予測することなどできないので、必ず計画というのは崩れるものです。
筋トレしよう、自炊しようと考えて最初はできたとしても、一度の失敗で行動が途切れてしまうというのはよくあることです。

ここで失敗しても立ち直りが早い人、もしくは予想外のことに柔軟に対応できる人はできない人となにが違うのでしょうか?
この違いこそが健康に関する原則を持っているか持っていないかというものです。

ここでいう原則というのは自分の中の核となる健康に対する考え方、ルールです。

大抵の人は具体的な行動に目を向け、なぜや何のためにという視点が抜けており、だからこそ一度でも失敗するとできなかったから駄目だとなり挫折してしまう。
しかし、原則を持っているとその時々に応じて具体的な行動を変えることができ、結果的に健康に関する行動を長続きさせることができるのだと。

原則がない人は行動しか見えておらず、その行動ができるかできないかに注目してしまう。
原則がある人は原則から行動が導かれており、その行動ができないとわかっても代替行動を考えられる。

万人に通用する汎用的な健康法(例:糖質制限・断食・有酸素運動)はないので、自分自身の目標・状況・反応に合わせて、柔軟にカスタマイズされた意思決定システムをつくるべきなんですな。

この記事ではさらに自分の原則を作るためのワークが紹介されています。

気になる方はやってみると、健康行動を長続きさせられる原則が見つかるはず。


僕の原則

実際ワークをやってみて僕の原則を考えてみました。
健康に関して勉強したり実践する中で、何となく意識していたことが明文化されて気持ちい。

①日々の積み重ねを意識する

  • 健康に関する活動は続けなければ意味がない
  • 最低限でもできることをする
1か月だけガチで筋トレを頑張るより、週1でも緩い筋トレを1年続けたほうがよい。
モチベがある時は頑張ればいいし、無いときは最低限やるくらいでいい。

②小手先ではなく根本に目を向ける

  • 化粧品などにこだわるよりも、睡眠食事の方が肌に影響する
  • 根本を無視した戦術は焼け石に水
特に健康界隈には小手先のサービスが満載。
インデックス投資が安全かつ利回りがいいとわかっていても個別銘柄に手を出しがちなのと似てますが、健康に必要なことは地味で退屈ですし結果もすぐには見えない。
趣味でやる分にはいいですが、基本を押さえたうえで出ないと意味ない。

③何をするかよりも何をしないかの方が大事

  • 健康では悪いことの方がいいことより強い
  • 悪いことを良いことで相殺はできない
  • 健康に悪いことをしないことが基本
タレブの著作でも言われていることですが、何をしないかの方が頑健で使えることが多い。
人は何かしらおせっかいをしたくなる生き物ですが、そういう時こそ我慢です。

当たり前のことを習慣にできるようにこれからも精進してまいる。

コメント