前買っていた本を再読したのでまとめようと思います。
コミュニケーション能力の高さとは?というのを科学的に考察した本。
どんな小手先のテクニックがあろうと、嫌われていたら意味がないということで、土台の高感度の作り方について解説してくれている。
あなたの言葉が伝わらないのは、あなたに人としての魅力が欠けているからである
人は雑談が大好き
- 意図的なボディランゲージは悪影響
- できるだけ笑顔に、アイコンタクトを増やす、陽気なジェスチャーを演じる
- 人類が雑談好きなのは雑談によって相手の能力を査定するためである
- あらゆる要素が評価に関わる
- その中でも重要なポイント
- 社交的か?共感力があるか?知性があるか?健康であるか?信頼できるか?
- 人類は協力することで生存率を上げてきた
- 故に相手と協力した方がいいかという判断で魅力の有無が変わってくる
査定される要素
- 自分の生存率を高めたいという欲求があり、これを満たすために会話によって相手を査定する仕組みが進化してきた
- 査定の結果が魅力の有無になる
- 全ての要素にアプローチするのは無理なので、影響が大きい3つの要素を対象とする
- 嘘:相手に合わせて態度を変える、気持ちがよくわからない、隠し事がある
- 感情:心の余裕、精神の安定性がない
- 性格:優しさ、親切さ、共感力がない
相手にも自分にも嘘をつくべきではない
- 嘘が会話のパフォーマンスを下げる
- いい印象を与えようと本心を偽る、権力者へお世辞を言う、自分の感情や欲望を理解できていない、価値観や欲求に反した行動も嘘になる
- 心理学では真正性が低いと表現する
- 個人的または社会的な結果を気にし、内面で感じたように外面で振る舞えないこと
- 自分への嘘は心に負荷をかけてしまい、これがコミュニケーションの妨げになる
- 自分への嘘は健康も害してしまう
- 体調を崩しやすい、病気にかかる確率が上がる
- 自分に嘘をついても問題ないのは社会的病質者のみ
真正性が高い人
- 素のままでいられる、無理をしていない
- 行動を予測しやすい
- その場の雰囲気に流されず自分を曲げない、他者へ安心感を与える
- 感情と思考に透明性がある
- 素直に表現するのが得意
- 長期的な視野で動く
- 明確な信念を持っている人が多く、長期的な視野を持つ
- そのおかげで、目の前の誘惑に負けて変なことをしない
素を出した方が魅力的
- 脳のリソースの減少
- 相手を気にしすぎると、それの処理に脳のリソースが食われてパフォーマンスが下がる
- 流暢性の低下
- ゾーン、完全に集中している状態、いらぬ雑念が入ると低下する
- 感情の伝染
- 感情を隠すのは脳への負担が大きく会話に身が入らなくなる
- ネガティブ感情は隠していても伝わる
しかし、正直だけでは相手を傷つけてしまうこともあるので、このバランスを取らないと性格悪いやつになっちゃう。
なので、自分の個性と合ったコミュニケーション方法が大事である。(仁に合った会話)
具体的なテクニックなどはぜひ買って読んでみてね。
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