前回からの続き。
第5章 集団の悪について
- 人間の集団としての行動は原始的で未成熟である
- 集団の持つ最大の利点の一つは専門化
- それぞれがそれぞれの役割を専門的にこなすことで高い効率性を得られる
- 集団では良心が分散する
- 個人の道徳的責任の転嫁が起きる
- ストレスに長期間さらされていると退行が起きる
- つまり子供っぽくなる(わがまま、自分勝手な行動が増える)
- ストレスで起きる反応のもう一つは防衛
- 恐怖に晒され続けるともはや慣れて感じなくなる
- ストレス下にこそ正しい行動ができる人が本当の意味で善良と言える
- 集団ナルシシズム
- 大抵は集団のプライドという形で現れる(自分たちの集団はいけてる)
- 外に敵を作ることで集団の結束を高めたりもする
- 集団として失敗してプライドが傷つくほど邪悪な行動が起きる可能性は高まる
- 悪というのは自分自身の罪の意識を拒否するところから始まる
- 嘘こそが悪の根源にあり発現でもある
第6章 危険と希望
- 他人を悪という時には自分も別の悪を犯しているかもしれないと考えなければいけない
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