つい買ってしまうマーケティングの技術が詰まった本「#HOOKED」③

 前回からの続き。


STEP1 気づかせる

#HOOK3 私のこと?と思わせる

  • 自分に関する情報の方が無意識に見つけやすいし、記憶にも残りやすい
  • あなた自身が所有すると想像してくださいと指示するだけでも記憶力は上昇する
  • 広告の世界では自分と同類と思えるような人物を起用することが多い
  • 自分の名前に似ている響きのものを好んだり、より注意を引かれたりする傾向がある
  • 自分ごと化戦略がよく使われる
    • 〜ということに困ってませんか?(個人の悩みに結びつける)
    • 大量の野菜を食べなければいけません。(食べてない自分に気づかせる)
    • あなたはどっちを選ぶ?(自分のポジションを考えさせる)
  • 「私は」というような言葉も人の注意・関心を惹きつけやすいことがわかっている

実践

  • テーマと受け手を結びつける方法を考える
  • パーソナルな言葉を利用する(私は〜)

注意

  • 個人の情報だけでなく、季節、有名人、音楽など多くの人に馴染みがあるものと結びつける

#HOOK4 サプライズを駆使する

  • 第一のサプライズ
    • コントラスト効果:周囲と著しく異なるものに反応してしまう
    • 視覚的コントラスト:動的な要素、カット割り、爆発など
    • 動きがある方が注意を惹きつけられるし記憶にも残る
    • 音のコントラスト:効果音、BGMの緩急など
    • 重要な情報が出る前に無音になるとその情報を思い出しやすくなる
    • ずっとBGMを流すよりは無音の方が記憶には残る
  • 第2のサプライズ
    • 意外性:頭で思っていたことと違う
    • 予想外の単語に人間は注意を奪われる
    • 示差性効果:周囲から浮いている刺激を強く記憶する
    • 孤立効果:一緒に出された刺激が孤立してるほど記憶しやすい
    • オッドボール効果:稀に出てくる刺激に注意が向く
    • 異様効果:見たことがない斬新な刺激

実践

  • 唐突な音や動きは人の注意を惹きつける
  • コントラストをつけるべし
  • 抑揚が大事
  • 予想外、違和感、斬新さを取り入れるべし

注意

  • やりすぎるとメッセージが霞む
  • 過剰になると反発を生む可能性もある

STEP1は以上。
次回はSTEP2を見ていきましょう。




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