つい買ってしまうマーケティングの技術が詰まった本「#HOOKED」①

 心理学の本は読んでて面白いですよねー。

ということで今回はマーケティングの本の紹介です。


♯HOOKED 消費者心理学者が解き明かす「つい、買ってしまった。」の裏にあるマーケティングの技術


面白かったポイントをまとめます。


誰かと共有したいと思わせる特徴

  • 都市伝説を読んでもらって質問に答えてもらう実験
  • 誰かと共有したいと思わせるための5つの特徴
    • 興味深い
    • 本当っぽい
    • キャラがリアル
    • 気持ち悪い
    • 驚いた

思い込みを疑う

  • 数字をもとに判断しないと往々にして間違う
  • ゴー・コンパリオ・ドットコムの広告
    • ジオ・コンパリオというキャラクターを使った
    • この広告は最もイライラした広告に選ばれたほど嫌われたものだった
    • しかし、この広告はめちゃくちゃ効果があった
    • ユーザー20%増加、サイトの利用件数40%増加、ブランド認知は450%も上がった
  • 少数の意見ではなくエビデンスを重視しなければいけない


広告メッセージの作り方に大事な2つのポイント

  • ①社会的影響で生じるバイアスを利用せよ
    • 人間は社会的動物である
  • ②メッセージを送る行為は人間にとって重要である
    • コミュニケーションしたいという欲求

効果が出る広告とは?

  • 受けての無意識に働きかける必要がある
  • 大抵の場合、態度と行動のつながりは弱く一貫性がない
    • 行動の大部分は無意識が決める
    • 人がメッセージを好きか、賛同するかどうかは大きな意味を持たない
  • この本では3つのSTEPと10のHOOKからなるフレームワークを提案している
  • パストゥーパーチェス、カスタマージャーニーと呼ばれるフレームワークは知る→感じる→行動するという流れ
  • この感じるという部分は心理学から見ると重要ではない




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