前回までで論文の戦略はまとめれたので、日本株ではどうなのか検証したいと思います。
戦略についてまとめます。
5分足ORB戦略
対象とする銘柄
1. 始値が5ドル以上であること。
2. 過去14日間の平均取引量が1日あたり100万株以上であること。
3. 過去14日間のATRが0.50ドル以上であること。
4. 相対出来高が100%以上であること。
5. 相対出来高上位20銘柄を取引する。
2. 過去14日間の平均取引量が1日あたり100万株以上であること。
3. 過去14日間のATRが0.50ドル以上であること。
4. 相対出来高が100%以上であること。
5. 相対出来高上位20銘柄を取引する。
取引条件
- 取引開始の5分足を見て強気なら買い、弱気なら売りのポジションをとる。
- 5分足レンジの最高値(または最低値)の逆指値注文をとる。
- 始値=終値の場合は注文しない。
- 約定した価格から10%のATR距離でストップロス注文を発注。
- 日中にストップロスの基準に達しなかったらそのまま売る。
相対出来高の計算式
相対出来高=t 日の取引開始 5 分間の銘柄 j の取引量/ 過去14日間の平均の取引開始 5 分間の銘柄 j の取引量
具体的なシナリオ例
具体的なシナリオを設定してみてみましょう。
対象株式: XYZ株式会社
市場オープン: 9:00
最初の5分間の動き: 9:00-9:05: 最高値 105ドル、最安値 100ドル
市場オープン: 9:00
最初の5分間の動き: 9:00-9:05: 最高値 105ドル、最安値 100ドル
ロングポジションのケース
9:00-9:05:始値=100, 終値=105
買い(ロングポジション)を取る。
エントリープライス: 105ドル。
ATR: 例えば、ATRが50ドルであれば、10%のATRは5ドル。
ストップロス: 105ドル - 5ドル = 100ドルにストップロスを設定。
その後の動き: 価格が上昇し、トレンドが続く。
15:00: 日中の終わりまで持ち続け、価格が115ドルになったとき、すべてのポジションを決済。
利益: 115ドル - 105ドル = 10ドルの利益。
ショートポジションのケース
9:00-9:05:始値=105, 終値=100
売り(ショートポジション)を取る。
エントリープライス: 100ドル。
ストップロス: ATRに基づき、100ドル + 5ドル = 105ドルにストップロスを設定。
その後の動き: 価格が下落し、トレンドが続く。
15:00: 日中の終わりまで持ち続け、価格が90ドルになったとき、すべてのポジションを決済。
利益:100ドル - 90ドル = 10ドルの利益。
長くなってきたので続きは次回。
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