自動的に富が増え続ける「たった3語の呪文」
100年以上にも及ぶ信頼性の高いデータに裏打ちされた本
「金銭的自立」 に遅れた、日本人だけが知らない真実
データが好きだ!
というわけで、お金の勉強も兼ねて買ってみた本。
JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則
何冊か投資本は読んでますが、大まかな内容はまあ聞いたことがある感じ。
それを豊富なデータをもとに解説してくれるので説得力がレべチです。
いくつか勉強になった点をまとめる。
パーソナルファイナンスの最大のウソ
お金を得たいなら節約せよ!というのは明快かつ取り組みやすいがこれは真っ赤なウソ。
節約も大事だが結局収入が増えないとお金は貯まらない。(節約には限界がある)
節約はできるところをやり、そのほかの労力を収入アップに使ったほうが効率的。
この本ではさらに収入を上げる5つの方法について書いてくれている。
何に投資すべきか?
①株式
- 年平均8〜10%の収益率
- 長期で見た時に最も富を増やしてくれる
- 持ってるだけでメンテナンスが不要
- 個別株ではなくインデックスが無難
- 値動きが大きい
②債券
- 年平均2〜4%の収益率
- 発行元の国が潰れない限り元本は保障される
- 株式が下がった時に上がりやすい
- リバランスや損失の埋め合わせがしやすい(流動性が高いので)
- インデックスやETFの方が買いやすい
- 安定性はあるがリターンが低い
③不動産
- 年平均10〜12%の収益率(場所による)
- 株式よりも高いリターンを得られる可能性がある
- 維持費がかかる(維持の労力も)
- 分散投資が難しい
④REIT
- 年平均10〜12%の収益率
- 収益源としての信頼性が高い(不動産収益の9割が株主に配当される)
- 自分で不動産を管理しなくて良い
今すぐに投資した方がいい
一括か分散して買うかを比べると、一括のほうがパフォーマンスが良い。
大体1年あたり4%くらいの差が出る。(意外と大きい)
24年間で分散投資が一括投資に比べてパフォーマンスが下回る確率は76%。
しかし、暴落時には分散投資の方がパフォーマンスが高い。(暴落の影響を分散できる)
タイミングなど気にせず資金があるなら全部買ったほうがパフォーマンスは高い。
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